サイバーパンク2077のアニメがひどい！？ゲームとの評価の違い

この記事はサイバーパンク2077のアニメはひどいのか？について書いてます。

結論から言うと、「サイバーパンク2077のアニメはひどい」という意見は悲惨な展開などから生じる一方、スタイリッシュな映像表現を高く評価する声も存在します。

これから、どんな部分が「ひどい」と言われるのか、そしてゲーム版への影響やクリア後のお楽しみ要素について解説します。

この記事を読めば、「サイバーパンク2077 アニメ ひどい」と言われる理由と同時に、その魅力やゲームのオモシロさの両方が分かり、あなたなりの視点で楽しめるヒントを得られます。

サイバーパンク2077のアニメがひどいと言われる理由

サイバーパンク2077の世界観をベースにしたアニメ「サイバーパンク：エッジランナーズ」は、視聴後の後味が悪い、悲劇的展開ばかり強調されている、

といった声から「ひどい」という評価が取り沙汰されています。

たとえば「登場人物の死にざまがわざとらしい」とか「主人公の自己犠牲が生理的に合わない」といったリアクションがあります。

確かに主人公がヒロインのために命を落とし、残されたヒロインだけが生き残る結末は人によっては胸に突き刺さるものがあります。

方で「あの悲哀が最高」「泣けた」と評する人も多く、感動路線に心打たれる人もいます。

要は、描かれるテーマが重く、登場人物の選択や運命がシビアな分、好き嫌いが真っ二つに割れがちな作品と言えます。

なぜアニメはひどい評価なのか

ひどいと感じられる一番の理由は、その暗く悲惨なストーリー展開にあります。

仲間が次々と命を落とし、主人公も結局は報われない形で旅立ってしまうので、視聴後に「救いが少ない」と感じる人がいるのです。

また、サイバーパンク特有の過激なバイオ改造描写や暴力描写に抵抗を覚える方も少なくありません。

さらに、一部で「キャラの行動に説得力がない」との声もありますが、そこは儚さや破滅に向かうスピード感を演出するための意図があったとも考えられます。

結局のところ、この作品は人間ドラマの悲哀をダイレクトに突きつけるので、作風が合わない人からは「ひどい」という評価が生まれやすいのです。

ゲームとの繋がりがあるのか？あらすじを紹介

アニメ「サイバーパンク：エッジランナーズ」は、ゲーム『サイバーパンク2077』と同じナイトシティを舞台にしていますが、主人公や主要キャラは基本的にオリジナルです。

あらすじとしては、学校にも馴染めない貧困層の少年デイビッドが、あるきっかけで違法サイバーウェアを手にし、そのパワーを頼りに裏社会へ踏み込むところから始まります。

アフターライフというバーや、ギャングのメイルストロームなどゲームでおなじみの要素が随所に登場しますが、ストーリー自体は独立しているため、ゲーム版のキャラが直接的に絡む展開はありません。

とはいえ、ゲームを知っている人なら背景や用語を見てニヤリとする楽しさもあるのが特徴です。

ゲーム未プレイでもアニメは楽しめる？

ゲームをやったことがなくても、アニメ単体でストーリーが完結しているので問題なく楽しめる構成になっています。

むしろ、激しい銃撃戦やカーレース並みのアクション、そしてヒロインとの儚いロマンスといった要素はゲーム知識ゼロの人でもワクワクする展開です。

ただし、作品内で飛び交うサイバーパンク用語や、登場人物たちの行動原理は独特な世界観に基づいているため、少々とっつきにくいと感じるかもしれません。

とはいえ、設定を深く知らなくても感情移入できる人間ドラマがメインなので、「どんな世界なんだろう」と興味を持ちながら見始めると十分にハマる可能性が高いです。

海外の反応は

海外のアニメファンやゲームファンからは、「激しく、アクションと感情に満ちた最高の作品」という称賛の声や、「ニヒリズムが強調され過ぎていて苦手」という酷評まで、幅広いリアクションが寄せられています。

特に口コミ投稿サイトのMyAnimeListなどでは「スタジオTRIGGERの映像が素晴らしい」「サイバーパンクとしての批判要素が少ない」など、評価ポイントが両極端に分かれがちです。

欧米の視聴者には、悲劇的な展開やバイオレンスも含めて「現実社会への風刺がうまく効いている」という意見がありますが、一部では「深いテーマに踏み込まず、見た目の派手さに終始している」という辛辣な指摘もあります。

このように国や好みによって反応が大きく異なるのが特徴です。

キャラの紹介と声優

アニメ版ではデイビッド役をKENNさん、ヒロインのルーシー役を悠木碧さんが担当し、そのほかメイン（東地宏樹さん）やレベッカ（黒沢ともよさん）など、豪華声優陣が集結しています。

主人公デイビッドは貧困家庭の出身ですが、違法なサイバーウェアを手に入れて一躍注目されるようになる青年です。

対するルーシーは天才的なネットランナーで、危険な仕事を請け負う裏社会の住人ながら、夢を追いかける一面も持ち合わせています。

どのキャラも強烈な個性を持ち、意表を突く展開の数々でそれぞれの魅力を発揮してくれます。声優陣の熱演が感情を揺さぶり、終盤には泣けるという声も多いです。

サイバーパンク2077のアニメがひどいけど、ゲームはどうなの？

アニメで賛否両論が起こっている一方で、原作であるゲーム『サイバーパンク2077』に対してはまったく別の評価が下されることもあります。

発売当初はバグまみれで炎上し、返金騒動まで起きたものの、アップデートを重ねるうちにゲームとしての完成度が大幅に向上しました。

ナイトシティの広大なマップを自由に駆け回りながら、自分好みのプレイスタイルでストーリーを進められるという点は、やはりAAAタイトルならではの魅力です。

アニメの世界観をもっと深く知りたいならゲームの体験は大きな価値があります。

ゲームは楽しいのか？

ゲーム版は、メインストーリーだけでも映画さながらのダイナミックさがあり、アクション要素も充実しているため、かなり楽しめるという声が多いです。

プレイヤーは自分の分身となるキャラクターを細かくカスタマイズし、銃撃戦からハッキング、車両の運転まで多彩なプレイが可能です。

さらに登場人物たちがアニメと共通した場所やアイテムを活用しているので、エッジランナーズを観た後にゲームを始めると「あのキャラの痕跡がここに！」と興奮する場面も出てきます。

テンポ良いストーリーと広大なオープンワールドの探検が同時に味わえるのが魅力です。

クリア時間はどれくらい？

メインストーリーだけを攻略するなら25時間ほどでクリア可能ですが、本作の醍醐味はサブジョブや依頼など豊富なクエストをこなしながらナイトシティを満喫することにあります。

そのため、初回プレイであれこれ寄り道していると、平気で数十時間を超えるボリュームになります。アクションをあまり重視しない人でも、会話の選択肢やドラマを楽しみながら物語を進められるのがポイントです。

結局はプレイスタイル次第で大きく変動するので、じっくり世界観に没頭したい人には長く遊べるタイトルと言えます。

隠し要素はあるのか？

サイバーパンク2077には、さまざまな隠し要素やユニークなイベントが用意されています。特定の会話やイベント条件を満たすと見られる専用ムービーや、世界各地に散りばめられたイースターエッグは、探すほど深みにハマるタイプです。

アニメとのコラボでは、デイビッドのジャケットやレベッカのショットガン入手ミッションがあり、アニメファンにも嬉しい仕掛けになっています。

こういった細かい要素は、プレイヤーごとに発見の楽しみが違うのが魅力です。ちなみに、クリア後の周回プレイ（ニューゲームプラス）は現状存在しないため要注意です。

エンディングを見ると最終ミッション前に戻される仕様なので、未消化のサブジョブや依頼をこなしながら世界観を堪能するのがいいでしょう。

そのままの強さで2周目に挑めない点にも気をつけてください。

クリア後のお楽しみ

ストーリーをクリアすると、ゲーム内で「最終ミッション直前」に戻され、そこから他のエンディングを回収したり、未消化のサイドジョブに再挑戦できるようになります。

マルチエンディング仕様なので、選択肢を変えることで別の結末が見られ、そのたびに異なるアイテムが報酬としてもらえるケースがあります。

さらに、レジェンダリー武器やレアサイバーウェアの収集、実績コンプリートのやりこみ要素なども多彩です。

エンディングを見てもなお「もっとナイトシティに浸りたい」という人には、まだまだ遊び尽くす選択肢があります。

サイバーパンク2077のアニメがひどい！？のまとめ

アニメ「サイバーパンク：エッジランナーズ」は、その救いの少ない結末や過激な描写で「ひどい」と感じる人が出てくる一方、作画やストーリー展開のスピード感を高く評価する人もいて、意見が真っ二つに分かれます。

ただ、ゲーム版の世界観を豊かに広げてくれる内容でもあるため、「ナイトシティをもっと知りたい」と思うなら、アニメとゲームの両方に触れるのがおすすめです。

アニメで得た感情をゲームで追体験することで、キャラや舞台への愛着もさらに深まります

。批判的な声もある作品ですが、そこにこそ尖った魅力が詰まっているとも言えるのではないでしょうか。

それでは、また！