この記事は、猿の惑星はどれが面白いのか?について書いてます。
作品数が多い猿の惑星を、興行収入別で面白さをランキングし、公開順や時系列で整理しています。
猿の惑星には複数のバージョンがあり、混乱しがちですよね。
どれが面白いのかをしっかり押さえて、名作の猿の惑星を存分に楽しみましょう。
最後まで読めば、自分好みの鑑賞プランが見えてきます!本編では初代から最新作までの魅力をネタバレなしで紹介しています。
- 興行収入ランキング別にどれが面白いかをチェック
- 公開順と時系列の両方から、どれが面白いかをチェック
- 初代から最新作までネタバレなしのあらすじを紹介
- 猿の惑星のモデルは日本人!?真相を調査
猿の惑星はどれが面白いのか?見る順番を紹介
「猿の惑星」といえば、SF好きはもちろん、普段あまりSF映画を観ない人でも一度は耳にしたことがあるビッグタイトルです。
ただ作品数が多く、どれから観ればいいか分からないと感じる方が多いのも事実ですよね。そこで、この章では興行収入やファン人気の高い順番、さらに公開年・時系列を意識した観賞順をご紹介します。
映画の技術や社会情勢の変化を感じながら追いかけると、同じシリーズでも作品ごとの個性がより際立って楽しめるはずです。
特に最新作の『キングダム』は前作未視聴でも楽しめる設計ですが、シリーズの流れを知っておくと感動もひとしお。
ぜひ、自分に合った観賞プランで「猿の惑星」の世界を存分に堪能してみてください。
興行収入別で面白さをランキング
興行収入は、その作品がどれだけ注目を集めたかの目安になります。
ただし当時の鑑賞料金や宣伝状況によって変化もあるため、一概に「興行収入が高い=面白い」とは言いきれません。
とはいえ、リブート版と呼ばれる「創世記(ジェネシス)・新世紀(ライジング)・新世紀(ライジング)」の三部作が興行収入は上位です。
それでも市場規模が大きい作品ほどスケールが大きく、新技術をふんだんに取り入れているケースが多いのも事実です。
ここでは全世界興収を基準にした大まかなランキングを箇条書きでまとめました。
数字はおおよそのものですが、シリーズの規模感を把握するうえで参考にしてみてください。
- 『猿の惑星:新世紀(ライジング)』(2014)全世界興収:約7億1,000万ドル / 日本興収:約14.2億円
- 『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』(2017)全世界興収:約4億9,000万ドル / 日本興収:約7.43億円
- 『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』(2011)全世界興収:約4億8,100万ドル(日本興収は詳細不明)
- 『PLANET OF THE APES 猿の惑星』(2001)全世界興収:約3.62億ドル / 日本興収:約48億円
- 『猿の惑星』(1968)全世界興収:約0.32億ドル / 日本興収:約5.2億円
- 『続・猿の惑星』(1970)全世界興収:約0.18億ドル / 日本興収:約2.8億円
- 『新・猿の惑星』(1971)全世界興収:約0.12億ドル / 日本興収:不明
- 『猿の惑星・征服』(1972)全世界興収:約0.09億ドル / 日本興収:不明
- 『最後の猿の惑星』(1973)全世界興収:約0.08億ドル / 日本興収:約3.5億円
- 『猿の惑星/キングダム』(2024・興収未確定)
人気順で面白さをランキング

こちらは興行収入とは異なり、ファンの評判やネットのレビューをもとにした“人気”指標です。
懐かしの旧作を推す声もあれば、豪華なVFXを堪能できるリブート版を高く評価するファンもいて、本当に人それぞれ。
とはいえ、多くの人が「初代の衝撃は捨てがたい」という理由で1968年公開「猿の惑星」が1位でした。
以下に挙げるランキングは、あくまで一例として参考にしてください。
あなた自身の好みに合った作品を、ぜひ探してみましょう。
- 『猿の惑星』(1968)
- 『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』(2011)
- 『続・猿の惑星』(1970)
- 『新・猿の惑星』(1971)
- 『猿の惑星:新世紀(ライジング)』(2014)
- 『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』(2017)
- 『PLANET OF THE APES 猿の惑星』(2001)
- 『最後の猿の惑星』(1973)
- 『猿の惑星・征服』(1972)
『猿の惑星/キングダム』は公開したてのため除外。
おすすめの見る順番は公開順

「シリーズが多いから、結局どの順番で観ればいいの?」と悩む人は多いですよね。
そんな方にまずおすすめなのが、シンプルに公開順で追いかける方法です。
初期作品から制作年ごとの時代背景や撮影技術の進化を感じられ、オリジナル版のストーリーからリブート版への流れがより分かりやすくなります。
特に1968年の初代から入ると、映画界におけるSFの歴史や当時の社会的メッセージにハッとさせられるはずです。
公開順で観ることで、シリーズ全体の流れを余すことなく理解できるので、迷ったらぜひこのスタイルを試してみてください。
- 『猿の惑星』(1968)
- 『続・猿の惑星』(1970)
- 『新・猿の惑星』(1971)
- 『猿の惑星・征服』(1972)
- 『最後の猿の惑星』(1973)
- 『PLANET OF THE APES 猿の惑星』(2001)
- 『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』(2011)
- 『猿の惑星:新世紀(ライジング)』(2014)
- 『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』(2017)
- 『猿の惑星/キングダム』(2024)
時系列をもとに見る順番を紹介

公開順とは別に、ストーリー的な時系列を重視して観たい方には、リブート版から始めるルートがおすすめです。
『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』を皮切りに、『新世紀(ライジング)』『聖戦記(グレート・ウォー)』、そして最新作の『キングダム』へと進めば、猿たちが地球を支配していく壮大な流れをスムーズに追えます。
そのあとにオリジナルの1968年版に戻ると、「なるほど、こういう未来へ続くのか」と新しい発見があるはずです。
映像技術だけでなく、物語の重厚感も増していくリブート版は、シリーズ初心者でも入りやすいのでぜひ試してみてください。
- 『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』(2011)
- 『猿の惑星:新世紀(ライジング)』(2014)
- 『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』(2017)
- 『猿の惑星/キングダム』(2024)
- 『猿の惑星』(1968)
- 『続・猿の惑星』(1970)
- 『新・猿の惑星』(1971)
- 『猿の惑星・征服』(1972)
- 『最後の猿の惑星』(1973)
- 『PLANET OF THE APES 猿の惑星』(2001)
猿の惑星はどれが面白いか分かったら、あらすじを少し紹介

ここまででシリーズのおすすめポイントや観る順番の違いについてご紹介してきましたが、実際に内容がどんな感じなのか、ざっくりとだけ知りたい方もいるはずです。
とはいえ、ネタバレは避けたいので大まかなあらすじや作品の魅力を中心に解説します。
古い作品だからと敬遠していた方も、この機会に気軽にチェックしてみてください。
独特のSF設定を活かしながら、人間社会を強烈に風刺する要素も多いので、大人が観ても考えさせられる場面がたくさんあります。
初代から最新作まで、ネタバレなしのあらすじを紹介
宇宙飛行士が未知の惑星にたどり着くところから、すべての物語はスタートします。
そこは猿が人間を支配し、彼らは高度な知性や言語を使いこなして社会を築いていました。
最初は捕獲される人間たちの姿に驚きますが、やがて猿と人間、それぞれの種族が抱える問題や対立構造が明らかにされていくのです。
時には地球も舞台となり、過去と未来を行き来しながら、猿がどのように世界を変えていったのかをドラマチックに描きだします。
物語を通じて描かれるのは、猿の驚くべき進化や人類の衰退だけではなく、種を超えた葛藤や友情です。
それぞれのエピソードでは、恐怖と希望が交錯し、猿も人間も生き残りをかけて苦悩する姿が描かれますが、大切なのは「種としてのプライド」と「共存の可能性」をどう考えるかという点です。
その壮大な物語は、私たち人間が持つ弱さや可能性にも光を当てており、最後まで目が離せません。
「つまらない」と言われることも・・魅力を解説

シリーズによっては「猿ばかりでなんだか退屈…」と感じる人がいるのも事実です。
特に旧シリーズはメイク技術の限界やセットのチープさが目に付く場面もありますが、そのぶん物語のテーマが濃く描かれているのが魅力です。
人間とは何か、知性と暴力の相関関係、あるいは種族間の差別など、作品ごとに異なる角度から問いかけが行われています。
リブート版では最新のVFXを駆使し、猿の表情や動きが驚くほどリアルになっているため「つまらない」と感じる暇もないくらいテンポよく楽しめるはずです。
気まずいシーンはあるのか?
「親と一緒に観ていて気まずいシーンがあったら嫌だ」という声も耳にしますが、このシリーズに関しては基本的に過激な気まずいシーンはありません。
むしろ登場するのは猿ばかりなので、いわゆる恋愛描写もほぼないんです。
暴力や戦闘シーンは多めですが、グロすぎるほどではなく、大規模な戦争シーンも動物同士の対立として観やすい印象があります。
特に最新作の『キングダム』は、人間同士の複雑な恋愛などの場面はほぼ登場しないので、親と一緒でも気まずくなる心配は少ないでしょう。
モデルは日本人!?本当のとこを徹底解説

原作小説はフランスの作家ピエール・ブールによって書かれたものですが、「日本軍の捕虜体験が反映されている」などの噂が長年ささやかれています。
ただし、本人がそのように明言したことはなく、確証のある話ではないようです。
いくつかの資料でも「噂の域を出ない」とされています。つまり「猿=日本人」という断定はされておらず、あくまで一説にすぎません。
実際には、動物園のゴリラを見ているうちに、人間の文明や傲慢さを見直そうという思いから執筆されたといわれています。
誤解しないで楽しみたいところですね。
猿の惑星はどれが面白いの?見る順番をおさらい|まとめ
結局「どれが面白いの?」と聞かれたら、初代からリブート版まで全部観てほしいというのが本音です。
特に最初の1968年版と最新のリブート作品を比べてみると、時代ごとの価値観や技術の違いが鮮明にわかり、シリーズの深みを味わうことができます。
おすすめは、やはり公開順に追いつつ、途中でリブート版をまとめて観るスタイルです。
そうすればストーリーの壮大さや猿たちの成長ぶりを存分に楽しめます。
最後に気になる「キングダム」ですが、前作を未視聴でもアクションやドラマだけで十分盛り上がるので、ご安心ください。
- 興行収入=面白いだとすると「猿の惑星:新世紀」「猿の惑星:聖戦記」「猿の惑星:創世記」「PLANET OF THE APES」がおすすめ
- 作品全体を楽しみたい人には「公開順」がおすすめ
- 人気作を見ておきたい人には「猿の惑星(1968)」「猿の惑星:創世記」「続・猿の惑星」「新・猿の惑星」の順番
- 猿の惑星は「人類と猿の価値観逆転」を映画に落とし込んだストーリーが面白い。
- 日本人がモデルというのは「確証のない説」です。
- 気まずいシーンもないので家族でも楽しめる。
それでは、また!